なでしこ道場師範さみープロフィール
「なでしこ道場」には、たくさんの私の経験が詰まっています。
そんな私のこれまでを、綴らせていただきます。
さみー(瀧浪あさみ)
父を1歳になる前に亡くし、男性には縁のない幼少期を過ごしました。
「男性から愛される感覚」というものは、育ってなかったように思います。
1人の男性と長くお付き合い……というよりは、
告白されたら、付き合ってみる。
合わなければ、別れる。
そんな、軽い気持ちの恋愛をし、2人の絆を育む。とは、縁遠い生き方でした。
ですので、相手に対して、嫉妬の気持ちや、
負けたくない!!
自分の立場を上に置いておきたい!!
そんな、力の入った、たくましい女の子でした。
父という存在を知らないで育ってきた私は、結婚に、強い憧れがありました。
温かい家庭。
家族の温もり。
すごくすごく、憧れていました。
当時、20歳だった私は、結婚しました。
8歳年上の彼でした。
彼は、初めて会ったときから、
「カワイイ。カワイイ。」
と、言ってくれ、
「一度でいいから、デートしてください」
と、言われ、、、一度、私がドタキャンしたのですが、粘り強く口説いてくれたので、好きになりました。
年上だし、大好きでいてくれるし、自営業だし、たくさん贅沢させてくれるし、、、そんな、打算的な結婚でした。
それから、できちゃった婚でもありました。それでも、とても優しい彼でしたから、しあわせでした ^_^
早々に結婚、しあわせが続くものと思っていました。
子供も授かり、しあわせでしあわせで、このままずーっと、このしあわせが続くものだと思っていました。
しかし、離婚という未来が待っていました。
結婚初日から、お義父さんとの、同居。弟さんも、しょっちゅう帰ってくるし、、、
いい嫁をやりたかったのに、ストレスを感じていました。。。
私の母や、祖母にまで優しくしてくれてた旦那さんだったのに、、、
多分、深く考えず、
結婚したい!
という自分の欲望だけで、
条件的にも悪くない!
そんな、浅い浅い考えで、結婚したのでしょうね。
彼のちょっとした合わないところを、許せなくなっていったり、、、自由になりたくなったり、、、そんなころ、お義父さんに対しても嫌悪感がわいてくる出来事がありました。。。
今思えば、確実に、私の未熟さが招いたことです。
私が、私のしあわせってなんなのかを全く考えず、ただただ、「可愛い嫁」「できる嫁」。いつもニコニコで、家事も育児もそつなくこなす。
そんな、私の勝手な理想像をあてはめて、疲れてしまったんですね。
しかも、私は、
こうと決めたらこう!!
という、強情なところがあり、我慢をすることに美徳を感じていました。
我慢をすればするほど、解消されることはなく、たまってたまって、噴火するんですよ。
「もーやだ!!おしまい!おしまい!」
そんな投げやりな気持ちになり、別居をし、さよならをしました。
お金を稼ぐ道へ。仕事に没頭!!
その時からです。水商売の世界に飛び込んだのは。
泣いている暇などなく、生活をしていくために、お金を稼ぐ。ということに、集中しました。
初めは苦戦したものの、水商売では、思った以上に生活が潤いました。
が、、、人間、欲深いもので、
もっともっと、もっと欲しい!!
と、いう欲にかられ、仕事に没頭しました。
当時の睡眠時間は、2〜3時間!!
初めは、自分を奮い立たせて頑張っていましたが、
次第に心細くなり、大きな愛に寄っ掛かりたくなりました。
女性ですからね。か弱いんですよ。(当時は、そんなことは、認めたくなかったんですけどね ^_^)
そして、2度めの結婚。
2度目の結婚をしたんです。
もちろん!!大好きになり、
彼との未来、彼と家族になれることで、
しあわせで満ち溢れる毎日しか想像していませんでした。
が、、、1年もただずして、離婚という結果。
2度めの離婚を決意するに至ったのは、
2度目の離婚の決め手。それは、DVでした。
しかも、DVされていたなんて、自分では全く気づかないでいたんです。
首を絞められ、友達に泣いて電話をかけたら、
「すぐに家をでなさい!!」
といわれ、彼女は迎えにきてくれました。
突然のことで、慌てて荷物をまとめて、小学生だった上の子を学校に事情を説明し、迎えにいき、実家へ逃げました。この日は、一生分のドキドキを味わったのではないでしょうか。
彼は、仕事へ行っていたのに、追いかけられてるような感覚で、
なぜか、怖くて怖くて、涙が止まりませんでした。
少し落ち着いたころに、子供達の保険証を置いてきてしまったことに気づきました。
そこで、区役所に電話をかけたんですね。
頭が混乱する中、なるべく平静を装い、事情を説明しました。
すると、
「力になりますので、すぐに、区役所に来てください。」
と優しいお言葉。
急いで区役所にいくと、キチンとした身なりの、
それでいて、とても穏やかな表情をした男性職員の方がおり、話を聞いてくださいました。
説明にならない説明を、聞いてくださり、
「さぞ、怖かったでしょう。
それは、DVです。DVは、暴力だけをDVというのではありません。
あなたの心が折れた。それは、紛れもなく、DVです。
大丈夫です。安全を確保するために、手続きをしましょう。」
そう声をかけてくださいました。
その時、初めて、DVを受けていたんだ。と、なんとなく、納得というか、、、現状を把握しました。
怖かったものの、生活するためのお金はおいてきてしまっていたので、お金がありませんでした。
水商売の再開です。
そして、調停を申し立て、戦いました。結果、
子供達は、私が育てる。
2度と会わない。
お金は一切いりません。
を条件に、離婚が成立しました。
がむしゃらに働きました。
水商売で不動の No.1。そんな、功績も持っています。
最初はやっぱり、全然うまくいかなくて。
5000人超の男性と接する日々の中で、軽くあしらわれたり、ご指名いただけなかったりで、
「どうすれば選ばれるんだろう?」
と必死になっていました。
ですが、ある事をきっかけに、こちらからは、連絡をとらなくなりました。気に入られようと頑張るのをやめました。
その代わりにたった1つだけ、心がけたことがありました。
そこから、厳しい水商売の世界で、ずっと No.1でいることができるようになったのです。
お客様が途絶えることもなく、何度プロポーズされたことか、、、辞めると知り、涙してくださる方もいました。
今になって思うことは
黒く見える世界にも、真っ白な部分があって、
白く見える世界にも、真っ黒な部分があるんです。
世間的には黒くみえる世界なんですよ。水商売って。
きっと、白い目で見る人もいるし、ヒク人もいる。
仲良くはなれないわ。
なんていう方もいると思う。それは、それでいいんです。それが、その人の価値観だから。
私がいた黒っぽくみえる水商売の世界はですね、ものすんごく真っ白な事が多かったんですよ。普段、鎧をかぶって頑張ってる方が、自分をさらけ出せる場でもあったんです。
じつは、自分の欲に素直で、ピュアさが飛び交ってる空間だったんですよ♡
とてもピュアで、頑張り屋さんな人は、日常で素直になれなくて苦しんでる事が多いんです。
男性って、やっぱりカッコよくいたいんですよ。好きな人の前ではカッコよくいたいし、頼られたいんです。
その思いが強くて、苦しくなってしまうこともあるんです。
女性ならば、経験済みではないでしょうか? 可愛く見られたくて、好きでいてほしくて、頑張ってしまい、苦しくなってしまうという気持ち。
仕事に関しては、この時はもう、自分の中では後ろめたさなんて全くなく、ものすごくよくやったって思うんです。
後悔なんてしていないですし、私の中では誇りとなっています。水商売という仕事って、とても素晴らしい仕事だと感じていました。
しかし、世間に受け入れられないから、、、そう思い、隠していました。
あえて目立つことは、しない。言わない。としていました。
怖いじゃないですか。叩かれるのは。
けどね、仕事を辞めるときに、お店から依頼された、女の子の教育係。
教育係を引き受けてから、私の思いは、次第に変わっていったんです。
私が教育係として関わった女性たちは、必ず、売れるか、しあわせになるパートナーと出会っています。
No.1になるために、そしてNo.1で居続けるためにしたこと。そこで、気づいたこと。
大切な大切なことを、学びました。
たくさんの男性の心に触れてきたからこそ、テクニックなんて関係ない!
心1つで、愛される女性になる。
そして、そんな女性こそが、男性のエネルギーを上げ、拡大させていくんです!!
「結び」
産まれてから、今日まで、色んな時間を過ごしています。
人は、私の生き様を、「波瀾万丈」ともいいます。
それでも、私は、最高にしあわせだと感じているんです ^_^
私がしてきた選択は、その時の私のベストを選び、生き抜いてきたからです。
そして、そんな生き方をしてきた私だからこそ、
見てきたこと。聞いてきたこと。感じたことがあり、それをお伝えしていきたいと思うようになりました。
現在、「なでしこ道場〜結び〜 師範さみー」として、世の中の女性の創造性を高め、愛を深めていき、男性もしあわせになってしまう世界平和を目指しております。
変わり者かもしれない。真面目なのかもしれない。変な人です。
けれど、世の中の全ての人が、しあわせだと感じる世界になっていくことは、確信しております!

なでしこ道場では、愛し愛されるお作法を心、身体、魂から感じ、変化いただいております。ご自分と結ばれた大地のような女性は、毎日の暮らしが幸せで満ち溢れてしまいます。詳しいプロフィールはこちらからご覧ください。