祖母へのおもい♡介護中のあなたへ
一昨年まで、一緒に生きていた祖母♡
祖母は、結婚してすぐに、
祖父の母の介護からはじまり、祖父の父の介護、そして、祖父の介護。
ずっと介護をしてきていたんです。
だから、祖母は
ボケたくはない!!
ボケて誰かに迷惑をかけたくない!!
という想いが強かったです。
みんなに大変な思いはさせたくない!
という祖母は、いつも、新聞や本を読みながら、あいうえおを、鉛筆で丸をつけながら、確認していたんです。
じつは、祖母が亡くなって、祖母の物を整理していた時に気づいたことなのですが、ところどころ丸をしてあったんです。
①、②、③、、、
それを見た時は、涙が溢れました。
人を想い、人の喜びは、自分の喜び。
人の悲しみは、自分の悲しみ。
そして、当たり前のことを当たり前にする。
祖母の強さ。
今の私は、祖母なしでは存在していません。
小さい頃から、祖母といる時間が長かったので、祖母から教わったことが、たくさんあります。
祖母に、包んでもらったことも、たくさんあります。
しかし、私は、祖母が他界してから、ずっと自分を責めていました。
なぜ、あのとき、優しくできなかったんだろう。
もっとあんなこともできたのに、なぜ、あのときやらなかったんだろう。
おばあちゃんに、我慢ばかりさせていたんだろうな。。
そんな、後悔ばかりがこみ上げてきたりして、前を向けないこともありました。
周りの人は、
「本当によくやってくれた。ありがとう。」
と、言ってくれていましたが、やはり、近くにいた私や母は、もっとああしてたら。。
と、思うことも多々ありました。
デイサービスというシステムを受けるときも、子供を保育園に預けるときのような、自分を責めてしまう気持ちになったりもしていました。
お家で見ないで、預けるなんて、、、
勝手に自分を責めたこともありました。
たった、週2回のデイサービスでも、家族は悩むんですよね。
預けることに、悪いことをするような意識になったりもするんです。
それでも、ずっとお家でみてることも、大変で、
それなら、心地よい空間のところに!!
と思い、探しました。
とっても心地良さそうな空間を見つけ、おばあちゃんは、週に2回通うことになり、その2回をとっても楽しみにしていました♡
施設で楽しそうに笑っている、おばあちゃんの写真をみて、
間違っていなかったんだね。
と、母と泣いたこともありました。
ある日、祖母は風邪をひき、その日は、自分で御手洗いへ行けなく、私と母で抱えていきました。
私が仕事へでかけるとき、おばあちゃんは、
「悪いな。ありがとうな。」
と、何度も言ってくれ、泣きながら仕事へ出かけたのを覚えています。
その日、母から電話がありました。
祖母は、自宅で亡くなりました。
介護してるときは、心に余裕をもてなくなり、優しくできなかったこともあるけれど、そんな私の想いも全て、祖母は、ありがとう♡と、受け止めてくれていたんだな。。。
と、時を経て実感していることがたくさんあります。
祖母に直接は会えないけれど、祖母の存在は、いつも感じているし、
祖母の在り方は、私の在り方として、ずっとずっと生き続けていくんだなあ。。
そんなふうに感じています^_^
いま、介護中で、心に余裕を持てなくなっている方。
人の手を、堂々と借りてください。
私ごとですが、読んでくださり、ありがとう♡

なでしこ道場では、愛し愛されるお作法を心、身体、魂から感じ、変化いただいております。ご自分と結ばれた大地のような女性は、毎日の暮らしが幸せで満ち溢れてしまいます。詳しいプロフィールはこちらからご覧ください。