お父さん、ひどいよ。と思えた奇跡。

 

私が、3歳くらいの時でしょうか。

母が、泣いている姿をよく見ていました。

 

私の父は、私が1歳になる前に、交通事故で亡くなりました。

 

私の幼い頃の記憶は、母の泣いている姿。

いつも悲しそうにしていて、時に、その哀しみのやり場がなく、私にあたっていました。

 

母は、直接的には父を亡くした哀しみを口には出しませんでしたが、

母が泣いているのを見るたび、

そして、母が、私を家から追い出すたびに、母の哀しみが伝わってきて、

「お母さん、お家に入れて」

と、泣きながら、

私が、お母さんをしあわせにしなければ。

そう、強く強く誓いました。

今でも、なぜか、幼い頃の記憶は、それだけが鮮明に思い出されます。

なんの迷いもなく、私は、

早く母を守れるくらい強くなることが目標でしたし、

我慢なんて、さほど苦しくありませんでした。

私が、苦しみと感じていたのは、母が悲しむ姿をみること。

その哀しみを母が感じなければ、

自分のことは、どうだってよかったんです。

 

しかし、いつしか、母との関係に対し、

苦痛を感じるようになってきたんです。

 

そこで初めて気づいたことは、

私は、母の夫ではない。ということ。

なんか、おかしいですよね。
けれど、私は、当たり前のように、夫のような存在であり続けてきました。

 

もちろん。

私が、離婚したとき、

子供達とのこと、たくさんたくさん、助けてもらっています。

 

しかし、母という存在が、

重く感じ、苦しく感じていたことも、事実です。

なんてひどい娘なのだろうと、

自分を責めたことも、何度もあります。

意を決して、母と話し合い、少しずつ、変化してきています。

それが、最近になって、

今まで生きてきて、考えもしなかった思いが存在することに

気づくことがあったんです!

 

それは、父への思い。

 

1歳になる前に亡くなっているので、

写真でしか顔は見たことないし、声も知らない。

 

癖や、香り、どんな顔をして笑うのか、

どんな瞳なのか、知らないんです。

 

それは、亡くなったんだから、

仕方のないことだと思っていたし、

それ以上考えることってなかったんです。

 

けれど、最近、父に対して、

どうして、母と私をおいて、死んじゃったの?

なぜ、そんなに早くいなくなったの?

ひどいよ。

話をしたかった。

抱きしめてほしかった。

愛して欲しかった。

本気で、そんなふうに思ったんです。

 

心の中で、そんな言葉を思い、同時に、

私、ものすごく頑張ってきた。

そう、思えたんです。

 

母に対しても、それ以上はできない。

これが、今の限界だと、言えるようになりました。

 

自分自身の、頑張りを認めて、自分自身を抱きしめ、

偉かったね。苦しかったよね。

そう、初めて思えたとき、

涙が溢れました。

 

やっと気づいてくれた?
嬉しいよ。

そんな、涙でした。

出来事としては、仕方のないことなのかもしれない。

けれど、自分にとっては、

仕方がないでは済まされないほど、苦しかったんです。

 

そういう気持ちって、

なかなか気づいてあげられなかったりするんですよね。

 

けれど、何か

シコリが残ってる感じがするものなんですね。

 

不思議なことに、ここまで感じきったときに、

はじめて

父の存在が、いつも側にあったことに気づくことができました。

 

そして、パートナーが、

私が父から欲しかった愛をたくさん注いでくれていることに、気づくことができました。

とっても深く、大きく、優しい、揺るがない愛。

自分の思いに気づき、感じることで、

大切な人との絆が揺るぎないものになっていく。

身をもって体験しました。

心で、仕方ない。と思っていたこと。

けれど、私にとっては、

仕方ないでは、済まされないほどの、ことだったんだって、

気づいて、抱きしめたこと。

 

そしたら、今以上に、

周りの愛の深さに気づき、自分が幸せだと思っていた以上に、

幸せだと気づくことができたこと。

 

あなたにも、ありませんか??

本当は、仕方がないでは済まされないのに、

わかったフリをしていること。

わかったフリや、物分かりのいいフリなんて、しなくていいんです。

わかったフリしてたって、

本当は、済まされていないから、

ずっとずっと、モヤモヤがついてくる。

 

苦しい思い、悲しい思い、怒りは、

わかって!わかって!!

って、訴えている思いに、気づいてあげて。

そして、抱きしめてください。

 

そうして、やっと、宝物のようなギフトになるんだと思います♡

人は、前へ前へ進みたくなって、

焦ったり、急いだりしがちじゃないですか。

 

新しい方ばかりに目をやるのではなく、

今まで自分が生きてきた、経験たちに、

もう一度本気で向き合ってみると、

自分の中の愛おしい感覚が色濃くなっていくような感じがしています。

note(現在更新中)

35歳からの妊活、健やかなマタニティライフを過ごすための、食、生活、性、愛の観点から妊娠しやすい身体作り、マタニティトータルケアセラピスト。40手前にして、3度目の妊娠。10年ぶりのマタニティライフだからこそわかる、マタニティ美容。時々、美味しい満腹マタニティライフも発信。

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